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ナポリの男たち

私のツイッターをご覧の皆さんお待たせしました。(待ってへんよ~)
満を持してアラサー男たちの話をします。先に言っとくが死ぬほど長い。
 
最近私がツイッターでわーわー騒いでいるナポリの男たちとはなんぞやと
思っている方もしくは
うるせえぞミュートしたぞと
いう方の方が圧倒的割合を占めているんでしょうか。
リムーブやブロックを使わずミュートにしてくれる優しさありがとうございます
 
今回はプレゼンという名のただ私が書き殴りたいだけのやつをやります
 
 
まずナポリの男たち(以下、ナポ男)とはなんぞやということなんですが、
2016年6月から活動しているゲーム実況者グループです。
ゲーム実況とはゲームをしながら喋る動画なんですがここ数年でアングラだったこのジャンルが
ユーチューバーが流行したりニコ動でもランキングのジャンルにゲーム実況が加えられたりと
だんだん表立ったものになってきたのかなと思います
 
ナポ男は4人中3人がいわゆる古参、しかもそれぞれかなり人気があったので
グループ結成が発表された際、界隈がどよめいたのである(多分どよめいた)
 
ただゲーム実況というジャンル自体は2007年からですが私は2010年からのゲー実視聴者なので
全盛期の彼らをリアタイで見れていないのがなんとも悔しい限り…
 
 
では私の主観が大半を占めるメンバー紹介です
間違ってたら教えてください…
 
 
ジャック・オ・蘭たん
 
ナポ男の最年少かつリーダー。
 
何を隠そう彼こそが喋りながらゲームをする動画に「ゲーム実況」という名前をつけた(おそらく)第一人者である。
最古参と言われているが一応蘭たん以前に喋りながらゲームをする動画はあった。
それを見て当時高校生だった蘭たんは俺にもできると思い立ち「ゲーム実況」と名前をつけて動画を上げはじめたらしい。
2007年から活動してるのでちょうど今年で10周年、年齢は今年で27か28だと思われる。
何度か短いスパンで引退と復活を繰り返している。
 
この人の特徴言葉にするの難しいな~…
とにかくワードセンスが独特。例えが非常に秀逸。大好き。
ゲームによってテンションが(大幅に)違う。
常にマイペースで不思議な人。
けど素直で(良くも悪くも)正直で純粋にゲームを楽しむ姿がほほえましい。
天然だったり鈍感だったりするがゲームの謎解きに関しては割と勘が鋭い。
 
広島出身で喋りにちょくちょく関西訛りが入る。
他の実況者など人と話すときは年上でも敬語は使わずタメ口かつ呼び捨てが多い。
自由奔放で他人からどう思われても構わないと思ってそうな発言をよくする。(ハラハラする)
正直な性格故に毒舌なところもある。
 
自虐が上手い。聞く方が嫌な気持ちにならない完全に笑いになる言い方をする。
実況者も視聴者もお互い小馬鹿にし合うくらいの関係が良いと思っていて視聴者もdisるがそれもかなり笑える。
 
自分が面白いと思ったものを信じて突き進むので
大衆にウケるというよりついてこれる人だけついてきてくれればいいというスタイル。
(って言ってる割に「ミリオン動画欲しい~~!!」と駄々こねたりする)
 
ゲームチョイスは特に一貫してないがラブデリック系の実況は人気が高い。
私はテンションMAXに振り切った脊髄反射で喋るロックマンシリーズ、ホットラインマイアミが好き。
ゲーム実況以外にも単発でネタ動画をよく上げている(最近はあんまりない)
 
私の蘭たん初見はおそらくどうぶつの森実況(単発)。
正直狂っているのでこれを見て他の動画も見たい!となる人はそうそういないと思う。
 
 
そこからどうやって蘭たんにズブズブハマったのか正直覚えていない…
一番好きな実況は選べない…ロックマン鉄人28号ドンキー64ハム太郎ホットラインマイアミはよく周回する。
 
私は心底この蘭たんという人に惚れ込んでいるのだが(ガチ恋ではない)
知れば知るほどハマるのだ…(へけっ…)
本当に不思議な魅力がある。
正直で自然体で周りの声なんて気にしないよ~というちょっと浮いた感じだけど意外と気にしいだったり
地が卑屈だから(憶測)共感できる部分もあったり…
 
癖が強いから誰からも好かれるようなキャラじゃないんだけど特定の層にめちゃくちゃ愛されるイメージ。(イメージ)
ナポ男では末っ子感全開で自由奔放に拍車がかかっているが
ある意味精神的支柱というか蘭たんがいないと他3人がぐだぐだになる。
 
 
いきなり蘭たんのことだけで語りすぎなんだよなあ…(絶望)
次!
 
 
すぎる
 
ナポ男のムードメーカー。
 
コテコテの関西人。西の天才実況者。
ナポ男のメンバーを集めた張本人。
本人いわく「優しそうな人に声をかけた」。
 
すぎるも実況歴は長く今年で9周年。年齢は自称28歳の実際35歳。
本名はすぐる。顔バレした際の写真で首に謎のねじねじを巻いていたことでそれ以降ねじねじをいじられ続ける。
家庭環境など身バレしかねない情報を割としゃべっちゃう。色々ガバガバである。
 
ゲームに入り込んで感情移入しやすくとにかく喜怒哀楽が激しい。なんにせよよく叫ぶ。
頭が悪く詰みのプロだったり女性に激甘だったりすぐ下ネタ言ったり暴言吐いたり自由奔放。
かと思えば泣き真似しながら謝罪してみたり、自分が面白いと思ったことを積極的にやるが見事にすべることも多い。
ナポ男の中では一番明るい実況スタイルではあるが悲しい過去も多く意外と闇が深い。
 
動画ではゲームに入り込むためテンション高めでバカキャラだが
生放送などゲームがない場合は意外と空気を読んで場の和を保とうとする常識人な面もある。
が、天然なので逆に掻き回すこともある。
すぎるの周りが険悪な空気になるとなんとか止めようとするがどうにもならなかった場合黙り込む。
 
私のすぎるの動画の初見は多分MAFIABULLY
覚えてへんねん…
うるさいけどおもろいな~と他にも見ていったような気がする。
たしか私が実況にハマった頃すぎるの人気がすごかったからじゃあ見てみるかって感じだった気がする。
覚えてへんねん…
 
すぎるで一番好きな実況はGIRLS MODE
 
すぎるの実況は一周見て満足してるのがほとんどだからもっかい昔の見たい。
次!
 
 
hacchi
 
ナポ男の参謀。
 
かつて実況界の金字塔と呼ばれた男。
ニコニコ動画史上初の実況動画でランキング1位を獲り実況界を震撼させた(らしい)。
 
hacchiも活動期間はすぎるとほぼ同じ。(初投稿はhacchiの方が2か月ほど早い)
年齢は多分31歳くらいだと思われる。
ただ、主に実況動画を投稿していたのは2008年でそれ以降はしばらく更新が滞っていた。
2012年から仲が良い実況者数人と主に単発動画で活動再開する。
単騎でもシリーズで上げようとしていたらしいが納得のいく出来にならずお蔵入りになった(ソースはtwitter)。
2016年から突如ナポ男のメンバーになりグループとして本格的に活動再開。
 
ゲームチョイスはマイナーかつ理不尽な難易度の謎の洋ゲーが多い。
淡々と豊富で独特な語彙でツッコミを入れ、困惑しながらも果敢に立ち向かう。
「誰が見ても面白いと思える動画」を目指している。
2008年頃は編集無しの垂れ流し動画が多かった中hacchiはカット編集やシンプルながら笑える編集を入れており
それがランキング1位に繋がる地道な工夫と努力だったのかな~という憶測。
 
本人いわくランキング1位は喜ぶよりもまず工作対象にされたかと思ったらしい。
総合的にかなり高い再生数を誇る実況者の割に本人の性格は謙虚を通り越して卑屈、そしてクソ真面目。
ランキング1位を獲りブレイク以降もプレッシャーがかなりあったらしい。
自分に厳しくストイックで、ナポ男でも面白い動画を作るべく他3人のアイデアの取捨選択など奮闘している。
口が悪く辛辣なツッコミが多い。時折わかりにくいボケをかまして変な空気になることがある。
口が思考に追いついてないような喋り方をするような気がする。
自分の発言や自分が言われたことを気にして引きずりやすい。
 
ゲーム実況を見るのが大好きでめちゃくちゃ色んな人の動画を見ている。
生放送で昔の実況時代の話を嬉々として聴きたがるなどたまにただの熱烈な実況ファンになる。
 
猫を飼っており動画や生放送で猫の鳴き声が入ることが多々ある。
 
私のhacchiの初見はブレイクきっかけのイモータル
実況プレイ動画でタグ検索して再生数多い順に片っ端から見ていったときに見た。
再生数多い動画の実況者は比較的テンション高めの人が多かったからhacchiみたいなタイプでこの再生数って意外だな
っていう印象だったのは覚えてる。
 
hacchiで一番好きな実況はサイベリア。友人にすすめられた。
 
hacchiもかなり前に一周見ただけで忘れてるの多いからもっかい見たい。
次!
 
 
shu3
 
ナポ男のダークホース。
 
名前の読み方は「しゅーさん」。
ナポリの男たちの結成が発表された際に最も「誰!?」と言われた男。
ただでさえ蘭たん、すぎる、hacchiという単騎で有名で到底グループなんて組まなそうな3人が並んでることに驚いたのに
全然知らん人が混ざってることにさらに驚いたのを覚えてる。何者なんだ!?と
 
活動期間は4人の中で一番短く2013年から。年齢不詳。(多分30代前半?)
一番有名な動画はマインクラフトの「松崎しげるMOD作ってみた」。
これで「あの人か!」となる人が多数いたものの私はマイクラにほとんど触れてこなかったので完全に謎の人であった。
イクラの自作MODシリーズをはじめ、企画ものの動画が多い。
斜め上の斬新な発想と編集が持ち味。
主に敬語中心のボソボソながら独特な語り口調の中でボケもツッコミもこなす。
 
ナポ男では動画編集や生放送での画面管理を担当している。
基本敬語で物腰柔らかな他3人の発言によく爆笑する癒し系常識人ポジだと思っていた時期が私にもありました。
意外とドライで毒舌な一面もあり上級者向けな下ネタが得意。
けど4人の中では比較的まとも(でもないか…)でフォロー上手。
面白そうだと思ったことにはサクッと悪ノリする。
 
shu3の初見は松崎しげるMOD
 
その後雑談生放送を見てこの人純粋に喋りがすごく面白いと気付き、
それ以降一気にマイクラ自作MODシリーズや企画もの動画を見た。
一番好きな実況はクラシックロード。すぐ2周したほど面白いし根性がすごい。
 
shu3は他3人に比べて知名度が低かったもののナポ男で個性が浮き彫りになってきてめちゃ好きになった。
やっとこれで全員だ…
 
 
このアラサー男たちの交流を眺めるのが生きがいなんです…
元々グループ実況動画を見るのは好きだったけどこのグループは異質だった。
 
まず最初から仲良くない。
たいていのグループを組む実況者たちは元々仲が良い友人同士だったり(ゆとり組、ボルゾイ、最俺など)
単騎で活動してる間でなんらかのきっかけで意気投合したり(湯豆腐、TAKOSなど)
が多い中で彼らは割と初対面に近い状態から始まっている。
 
唯一すぎるとhacchi、すぎると蘭たんは活動初期から仲が良かったらしい。
shu3もすぎるが誘ったらしいが前から面識があったかどうかは不明。(どこかで話してたら教えてほしい…)
それだけである。
 
なので初期は不仲とまでいかないが多少のぎこちなさがある。
そこからもうすぐ1年、初期に比べるとだいぶ仲が深まったといえる。
 
活動の経緯は簡単に言うと
ゲーム実況としては企画色が強い初投稿のモンハン(単発)、コント中心のポケモンGTA(現状全2パート)
の後に恐竜のGTAのようなPCゲームARKのシリーズを続けている。
ARKも編集が凝っていて見やすい。
全体的に動画の雰囲気はシュール系。
 
 
 
 
動画はかなり計画を練って作られたもよう。
ARKも長い時間録っても編集が終わっても全ボツになることもあるらしい(hacchi判断)。
おそらくhacchiの狙いである「誰が見ても面白いと思える動画」を意識している。
ポケモンGTAは一番伸びているだけあってその狙いは成功したのではないかと思う。
私は笑いすぎて泣いた。
 
他は「企画会議」と称した何をしたら面白い動画を作れるかなあという会議+
それを実行してみたという動画を不定期で上げている。
実況動画よりもこっちの方がそれぞれの個性がよく出てる気がする。
各々実行した動画について他のメンバーが食べ物に例えて評価するというのが地味に秀逸で好き。
 
 
3月からニコニコチャンネルを開設し、毎週土曜の22時から1時間半~2時間弱くらいの生放送をしている。
 
前半は雑談、後半は各自週替わりで数分程度の企画動画を作ってきてみんなでそれを見て話し、
最後に次週誰がどういう動画を作ってくるか軽く話し合って終わる。
4人のバランスが絶妙でトークが非常に面白い。
企画動画も個性が爆発していて視聴者もメンバーさえも「想像以上だった」と驚くことが多い。
 
チャンネルで生放送したものは会員限定で動画化もされる。
先日全体公開でダイジェストも上がった。
 
主に企画会議や生放送でそれぞれのリアルな距離感とか人間性が垣間見れてあまりにも楽しい。
明らかに4人とも初期と比べてキャラが変わった。
最初はみんなお互いのこと良く知らなかったけど回を重ねるごとに仲良くなってだんだんわかってきてからが楽しい。
 
すぎるは騒がしい割に心配性でよく蘭たんの心配をする。
hacchiもすぎるとshu3には平気で切れ味が鋭すぎるツッコミをするが蘭たんには甘い。
蘭たんに対して過保護な2人だが当の本人が一番接しやすそうにしてるのがshu3なのが笑える。
shu3は割とフラットでギャグをギャグとして受け取って笑うし(すぎるとhacchiはたまに真に受けすぎる節がある)
ドライなところが蘭たんと似てるからかもしれない(憶測)
 
蘭たんは自由奔放なところがすぎると少し似てるし
今まで辿ってきた趣味嗜好がhacchiと似てる(らしい)し
それぞれと共通点があるからか一番問題児に見えて一番抜けると困る。
すぎるは自由奔放ながらスッと引いてしまうところがあるし
蘭たんがいないとhacchiが空回るしshu3は空気を読むから
蘭たんの周りを引っ張っていく(というか周りが引っ張られていく)自由奔放さと
話の相槌と空気を読まないドライさが必要なんだって…
 
昨日蘭たんが風邪で欠席した生放送を聴いて思いました!!(これが言いたかった…)
 
 
というかナポ男内でも話が出たけど誰が抜けてもだめらしい。
実際shu3がいなかった生放送もあるがそれも「shu3来てくれ…」と何度も思った。
すぎるがいなくても絶対物足りないというか淡々としすぎそうだし
hacchiがいないともう収拾つかなそうだし
一人でも抜けるとグループとして機能しなくなるすごいバランスで成り立っている4人である。
 
 
~私が好きなエピソード~
 
過去にチャンネル生放送内でメンバーの誰かについて思っていたことを言うコーナーにて
蘭たんからhacchiに物申したことがあった。
それは「良いことでもあるからこれを言ったからってやめないでほしいんだけど」の前置きがあった上で
「アイデアとか企画についてバッサリ切り捨てすぎ」ということを指摘した。
最初言いにくそうにしてた割に蘭たんが
「修学旅行の夜に俺とすぎるとshu3で楽しく話してたらhacchi先生が部屋に来るみたいな感じ」
「部屋に来る率が高すぎる」
と続けるもんだからhacchi黙る、すぎる慌てる、shu3「いやhacchiさんも同じ部屋にいますから」とフォローする。
 
hacchiが口開いてから蘭たんとちょっとした言い合いみたいになっちゃって
どっちも正論ではあるんだけどすぎるは黙っちゃうしshu3はフォローしようとするし
視聴者は「何を見せられているんだ」ってなるしちょっとした事件であった。
(ちなみにその後その回のメイン企画であるshu3の下ネタ3連動画にて空気がガラッと変わったので救世主であった)
 
その後hacchi「蘭たんから見て俺の印象って最初と比べて変わった…?」
というなんとも言えない質問をしたことがある。
蘭たん「最初は取っつきにくかったし怖い印象があった」「他人に厳しいと思ってた」「喋り方に圧がある」
から「圧があるっていうのは威嚇とかじゃない、自信とかプライドとかが語気に出てるなってこと」
「hacchiは人に優しい。情に厚い。他人に厳しいんじゃなくて自分に厳しいだってわかった」
っていうくだりがあった。
 
そこのくだりのそれぞれの反応とか流れもめちゃ面白かったんだけど
なにより蘭たんがそこまで言えるようになったのってすごいなって(誰目線)
hacchiご満悦だったのも良かったねってなって笑った。
hacchiは蘭たんのことを弟みたいに思ってるって発言とか
「無くてはならないもの」にナポリって言ったりグループのこと一番愛してるなって思う。
 
hacchiは最初汚れ役的なポジションを避けてきたけど
すぎるがガンガンいじるようになって最近面白さ優先するようになってきたし
shu3は最初控え目だったけど徐々に本性出てきたし
関係性の変化もだけど個人の変化も面白い。
あと4人ともそれぞれ違う方向に鬼才でサイコパスな部分とか闇があって恐ろしくなることがある。
もっと見たい。
 
 
 
ナポリの男たちは6月10日で一周年になる。
まだまだこれから面白いことをしてくれそうなので楽しみです。
 
もし興味持って動画見てくれる人がいれば是非話し相手になってください。
よろしくお願いします。
 
ここまで読んでくださり切実にありがとうございました…。